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2010年01月29日

【知識】「データ復旧業界」の健全な発展めざし「日本データ復旧協会」を発足

アドバンスデザイン、アラジン(以下アラジン:データレスキューセンター(R))、くまなんピーシーネット(以下くまなんピーシーネット:WinDiskRescue(R) ウィン・ディスク・レスキュー)、データサルベージコーポレーション、ワイ・イー・データ(以下ワイ・イー・データ:Ontrack DataRecovery(R) オントラック・データリカバリー)のデータ復旧大手五社は、高度情報化社会の振興に伴い、社会的な意義の大きな事業分野となっている「データ復旧業界」の健全な発展を図るため、「日本データ復旧協会」が正式に発足する。

「データ復旧事業」は、日本では1995年頃からスタートし、何らかの理由で記録したメディアから読み出せなくなったデータを読み出し、データを返却するサービスで、具体的には、ソフトウェア上の問題点が原因となる「論理障害」から、実際に破損や焼失、水没等の「物理障害」まで、さまざまな原因で損失したデータの復旧に尽くしている。

特に最近はハードウェアの進歩とデジカメなどデータ量の多いデータが増大し、データ復旧の重要性は益々増えてきているとともに、専門にデータ復旧を行っている企業も100社を超えるといわれる状態になってきている。また、今後メディアの大容量化や仮想化といった技術進歩によりデータ復旧作業の難易度が上がるにつれ、顧客が必要とする内容も益々多岐に亘っていくことが予測される。

日本でデータ復旧を専門に行っている大手企業である五社で、上記のような状況を見据え、顧客に対して正しい情報を提供することにより、健全なる業界発展をめざすという目的を掲げた「日本データ復旧協会」を設立することにした。今後、同協会では入会基準を満たす同業者への参加を呼びかける。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 知識