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2010年01月28日

【知識】日本HPとJi2 企業向け法的電子証拠開示ソリューション提供で協業

日本ヒューレット・パッカード(以下:日本HP)とJi2は、企業向けに法的電子証拠開示(eディスカバリ)に関するソリューションおよびコンサルティングサービスの提供で協業する。両社の持つコンサルティングノウハウ、製品を組み合わせることで、法的紛争、会計監査に迅速かつ適切に対応できるeディスカバリソリューションを提供する。

2006年12月の米国連邦民事法改正後、米国企業だけでなく、グローバルにビジネスを展開する日本企業においても法的効力を持つeディスカバリの要求がより厳しくなっている。このような背景により、企業のIT資産における不正アクセスや機密情報漏洩などコンピュータに関する犯罪、PL法や知的財産などの法的紛争、会計監査などの際に、必要な電子ファイルや電子的記録を迅速に収集・開示するソリューションに対するニーズが高まっている。

実際に、eディスカバリに対応したITシステムを構築するには、以下の3要素が必要とされる。

1.電子メール、ファイルシステム、データベースなど企業内システムに分散した
電子データを効率的に収集し、改竄等がなく証拠能力維持した状態での保全を行うソリューション

2.収集した電子データを迅速に検索・分析・閲覧し、知財・法務部門が
最終的に提出する電子ファイルを効率的に特定するソリューション

3.法的紛争、会計監査などの際に、こうした情報を活用するノウハウ

Ji2と日本HPは、Ji2のもつeディスカバリ分野の豊富なコンサルティング実績と日本HPの持つコンプライアンス対応の情報管理プラットフォームを組み合わせ、法的紛争、会計監査に迅速に対応できる体制構築をサポートする。

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:36| 知識