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2010年01月26日

【知識】トランスコスモスの韓国コールセンター子会社が韓国通信会社と業務提携

トランスコスモスの子会社で、韓国国内市場向けにコールセンターサービスを提供するtranscosmos Korea Inc.(以下:トランスコスモスコリア)は、韓国最大手の通信会社であるKTと戦略的な業務提携を行った。

KTは、韓国内においてブロードバンド事業「QOOK」、携帯電話事業「SHOW」、ISP事業「Paran」、公衆無線LAN事業「Nespot」などを運営している、韓国最大手の通信会社。グループには、業界最大手のコールセンター運営企業子会社も保有している。また、韓国コールセンター市場は2008年1兆6,000億ウォン、成長率107.4%で、アジアにおいて日本に次ぐ2番目の市場で、KTグループはそのうち最大コールセンター座席数を保有している。

この業務提携によりトランスコスモスコリアは、KTグループが運営するコールセンター業務の一部を受託した。今後もKTグループとトランスコスモスコリアは積極的に提携していく。

トランスコスモスコリアは、100社を超える韓国大手企業の顧客資産をベースに、韓国でコールセンター事業に加え、ダイレクトメール事業やソリューション事業を提供するとともに、トランスコスモスがもつさまざまな事業(BPO事業、データエントリー事業など)を組み合わせた新規事業の開発を行い、ITアウトソーシング事業を拡大している。また、トランスコスモスが目指す「Global IT Partner」の一翼を担い、日本企業の韓国展開支援、韓国企業の海外展開支援も行い、日・中・韓での事業基盤の強化している。

今回のKTとの業務提携により、今後トランスコスモスコリアはKTとの共同マーケティングを推進する。これにより、これまでトランスコスモスコリア単独での参加が難しかったKTのグループ企業や第1金融圏などに対しても、トランスコスモスコリアのコールセンターサービスを拡大する機会が得られる。トランスコスモスコリアは、KTグループコールセンター市場への参入を機に、今後さらなる事業の拡大を目指すとともに、韓国最大手通信企業であるKTグループと、日本で長年のアウトソーシング実績をもつトランスコスモスの経験、ノウハウを融合し、韓国アウトソーシング市場の発展にも貢献する。

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:38| 知識