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2009年12月25日

【知識】日本HPと沖縄クロス・ヘッド 次世代データセンター向けワンストップ・パッケージソリューション提供

ITインフラ構築からデータセンターの運用監視サービスまでを提供する沖縄クロス・ヘッドと日本ヒューレット・パッカードは、沖縄県が推進するマルチメディアアイランド構想のメリットを生かし、クラウド時代を見据えた次世代データセンター向けのワンストップ・パッケージソリューションの提供において協業する。

昨今、事業継続に対する社会的な責任やリスク管理の観点から、ITインフラに対する事業継続対策が急務となっていた。その一方で、経済環境の悪化にともない、事業継続対策に関するサービスが高額なため、大きなコスト負担ができない企業が増えている。そうした中、近年、マルチメディアアイランド構想を策定した沖縄県は、さまざまな税制優遇支援制度を設けて情報産業を誘致し注目を集めている。元々、沖縄県は地震が少ない安全な地域としてデータセンター構築には最適な環境であり、将来アジアを中心とした海外進出を目指す企業にとって日本とアジアを結ぶネットワークインフラの中継地点としても注目されている。

このような背景のなか、今回、沖縄クロス・ヘッドと日本HPが協業することによって、ハードウェア製品から高品質な運用・保守サービスまでを包含する、データセンター運用モデルを沖縄で確立する。これにより、沖縄県内のデータセンター事業者様やIDCを利用するお客様はもちろん、首都圏やその他の地域のお客様にビジネスでの競争優位獲得をサポートするデータセンター環境を提供する。

今回の協業で、沖縄クロス・ヘッドは、ワンストップ・パッケージソリューションとして、データセンターの導入段階での要件定義や構築サービス、運用および保守段階ではリモート運用と監視を提供する。従来沖縄を中心に、数々のシステム構築、データセンター運用の実績を持っており、また、沖縄と香港を結ぶ基幹ネットワーク高速回線(GIX)プロジェクトも推進している。今回、グローバルにビジネスを展開し、標準化された製品、グローバルなサービスネットワークを持つHPと協業することで、沖縄の立地条件を生かし、沖縄だけでなく日本企業で海外進出をするお客様のサポートをすることが可能となった。

一方、日本HPは沖縄クロス・ヘッドとの協業により、クラウド型サービスを核としたパートナー協調で大都市圏に加え、地方のビジネス展開を加速し、地方のお客様の競争優位獲得をサポートする。沖縄クロス・ヘッドの提供するワンストップ・パッケージソリューションに対してデータセンターの導入および構築段階での技術情報提供や導入支援を行う。また、データセンター運用および保守段階ではミッションクリティカルサービスをはじめ、パッチ、ファイヤーウォール、保守構成管理支援といったアカウントサポートの提供を行う。さらに、ITインフラ構築作業を簡素化、自動化、迅速化する統合IT インフラソリューション「HP BladeSystem Matrix」、最新のプロセッサを始めとする最先端テクノロジーを採用し、高いコストパフォーマンスを実現する x86サーバー「HP ProLiant サーバー」などのハードウェアも提供する。

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投稿者:gotsuat 10:04| 知識