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2009年12月14日

【物流】国交省 国際海コン輸送安全対策検討会議

国土交通省は4日、「国際海上コンテナの陸上輸送における安全対策検討会議」を設置し、初会合を開いた。国際海上コンテナを積載したトレーラの横転事故など重大事故が相次いで発生している状況を踏まえ、国交省の関係部局、経済産業省、警察庁と関係団体、事業者の官民で発足。新たな法律の制定を視野に国際海コン輸送の安全対策について検討し、今年度末までに方向性をまとめる方針。

初会合では、事務局が海コン陸上輸送における安全上の問題点や2005年に策定した安全輸送ガイドラインの概要、取組み状況に関する実態調査結果などについて報告。コンテナトレーラの事故は、2006年1月から今年12月2日までに71件発生しており、うち国際コンテナは27件。事故の原因については、速度超過が大半を占めている。

また、海コン事業者、ターミナルオペレーター、トラック事業者からの聞き取りに基づく不適切コンテナ発見時の対処に関する好事例を紹介。過積載の疑いのあるコンテナが発見された場合、海コン事業者が所有する倉庫(保税蔵置所)で検量、積み替えを行うなどのケースについて説明をした。

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投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連