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2009年12月09日

【流通】JTB 大学・短大や専門学校のグローバル化推進支援事業を開始

--- “留学生30万人時代”の到来を見据えた、大学などの取組を支援 ---

ジェイティービー(以下:JTB)は、大学、短期大学や専門学校のグローバル化推進支援事業を開始する。

2010年9月、まず北京やソウルなどアジアの7都市で、JTBグループの拠点と連携し『海外大学共同利用事務所(Japan Council Study in Japan)』を開設。大学が特色をアピールするため海外で行う認知度アップや人財獲得のための活動を広く支援する。JTBグループの海外85社、96拠点にわたる海外拠点網や、教育旅行分野で培った海外教育機関との人的ネットワークなどソフトの経営資源を活用する。世界的に留学生を獲得する流れが強まる中、日本の大学、短大や専門学校が世界の学生から選ばれることを支援するのが目的。2011年9月には第2期として14都市に開設予定。

2008年7月、文部科学省をはじめ1府6省の連携により「留学生30万人計画」が発表された。2009年7月には、13の大学が国際化拠点整備推進大学(G−30)として採択され、海外での拠点開設に向けた調査を開始している。G−30採択大学に加え、全ての大学を対象に『海外大学共同利用事務所(Japan Council Study in Japan)』の利用をはたらきかける。今年度日本国内では12万人超の留学生を受け入れている。2010年度に7箇所の海外事務所の開設、計30大学との契約が目標。

大学、短期大学や専門学校にとって、グローバル化を推進するなか獲得した資質の高い人財に対し、国際競争力のある付加価値の高いサービス、製品を創り出すべく、更なる教育を行う必要性が高まっている。JTBグループでは『交流文化産業』への進化を標榜し、旅の力を活用し「交流を通じて、組織が目標を達成するお手伝い」を推進してきた。JTBは、組織が目標達成するための源泉とも言える『人財』を育成する大学等の取組を『交流文化人財事業』により後押しする。

『交流文化人財事業』では今後『海外大学共同利用事務所』の運営のほか、留学生の住居や送金を手伝う『生活支援サービス』や、就職の手伝いをする『就職支援サービス』を順次展開していく予定にしている。

 

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投稿者:gotsuat 10:03| 流通