2009年12月09日
【環境】高井戸運送 食品共配の実証実験を開始
高井戸運送（東京都杉並区）は、２００９年度の「荷主等とのパートナーシップによる構造改善実証実験事業」の補助金交付決定を受け、東京都で食品の共同配送実験を開始する。期間は２０１０年１月１０日から１ヶ月間としている。
近年は、物流センターに各メーカーの商品を集約し店舗に届ける「センター納品形式」が主流だが、小規模チェーンや個人店は従来通り各店舗への直接納品が主で、供給するメーカーの配送効率は悪化していた。
今回の実験では、都内のセンターに各社の商品を集約し、５００店舗へ共配を行う。そのための施設改造費やマテハン機器導入などの実験費用の３０％程度を補助金で補う計画である。
同実験により、現状のサービスレベルを維持しつつ積載効率を向上させ、人件費や燃料費などのコスト削減を目指す。また、車両３０台にＧＰＳ付きデジタルタコグラフを装着し、実証データを収集・解析することにより効率的な配送ルートを構築、燃費向上と消費燃料削減を図るとしている。
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投稿者：gotsuat 10:01| その他の取組内容 【取り組み内容別】
