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2009年11月17日

【物流】JR貨物 中間決算発表

今月9日、JR貨物が発表した2009年4月〜9月期の単独決算によると、売上高が728億6,000万円(前年同期比9.9%減)、営業損益が13億2,200万円の赤字(前年同期は15億9,300万円の黒字)、経常損益が28億7,500万円の赤字(前年同期は4億8,200万円の黒字)で、上期実績では2000年度以来の9年ぶりの営業損失と経常赤字になった。

経費については、要員を減らし人件費を19億円、業務委託費の見直し等で物件費を34億円カットしたことで総額51億円のコストダウン効果があり741億円となったが、収入の減少分を補填することはできなかった。

又、販売不振や在庫調整に伴う減産が影響し、自動車部品や化学工業品など全品目が減送したことにより、全体の輸送量が1,448万トン(前年同期比12.7%減)のうち、コンテナ輸送量が980万トン(同15.1%減)、車扱貨物が467万トン(同7.2%減)という結果になった。

これを受けて2010年3月期通期の見通しについては、売上高は1,555億円に下方修正したが、営業損益の17億円、経常損益の50億円、経常損益の37億円は変更しなかった。

尚、連結決算については、売上高が911億円7,600万円(同9.2%減)、営業損益が8億3,100万円、経常損益は25億7,100万円、中間純損失は13億4,900万円である。

 

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投稿者:gotsuat 10:02| 荷主企業