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2009年11月16日

【物流】国交省 貨物コンテナの大型化を検討

国交省は、国際海上コンテナ輸送でのトレーラの利便性向上を目指すとして、45フィートコンテナの国内輸送を視野に検討していくとの方針を発表した。

同省が設置した「国際海上コンテナ輸送に適したトレーラに係る調査検討会」は、省内の関係部局のほか、警察庁や全ト協などの外部7団体で構成されており、先月27日には初会合が開かれ、トレーラ輸送における現状の課題などについて意見交換が実施された。
45フィートコンテナは、平成17年に国際標準規格(ISO)化されており、海外においては、20・40・45フィートのいずれも運べる「ポールシャーシ」(マルチシャーシ)が普及している。しかし、日本においては道路法(車両制限令)などの保安基準に抵触するなど、一般公道での走行が認められていない。また、カーブの多い日本の道路で使用するにあたり、安全面を危惧するなどの不安の声も根強い。

しかし、国際競争力強化の観点から45フィートコンテナへの大型化の実現を求める声は高まっており、初会合においても、ユーザー側から45フィートコンテナも運べるシャーシの開発を求める声が上がった。

同省では、平成20年2月以降、川崎港などで45フィートコンテナの走行実験を各地方運輸局を中心に実施している。

 

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投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連