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2009年10月30日

【知識】住友信託銀行 中国の省エネ・環境事業会社設立に資本参加

住友信託銀行は、拡大発展が見込まれる中国の省エネ・環境市場において、科理管理顧問服務有限公司等が、日本企業の高度な環境技術を活用しエスコ事業など省エネ・環境事業を行うために香港に設立した科力信環境節能有限公司に資本参加した。中国企業と合弁でエスコ事業を推進する企業の設立は、日本では初めて。

科力信環境節能有限公司は、現在、北京当局に中国本土で省エネ・環境事業を展開する子会社(以下:新会社)の設立を申請している。

科力信環境節能有限公司は、新会社が国営大手の機関車車両製造企業である中国北方機車車輛工業集団公司傘下の北京二七軌道交通装備有限責任公司(二七工場)とエスコ事業に関する契約を締結することに合意した。この契約には、工場内に設置されている石炭ボイラの燃焼効率を改善する出光興産の技術等、日本企業の先端技術を活用した省エネ・メニューが盛り込まれており、今後新会社は、他の国営大手機関車車両製造工場にも同様な省エネ・メニューを提案していく。

また、新会社は、東洋エンジニアリングと業務提携契約を締結することを予定しています。これにより新会社は、東洋エンジニアリングが得意とする石油化学系の工場の省エネをはじめ、同社と各種産業向けの省エネ事業を大手国営企業を中心に推進したいと考えており、省エネ以外の環境事業への展開も想定している。

住友信託銀行では、今後、金融機関としてのノウハウを活用した投資家開拓等を通じ新会社の事業拡大を支援するビジネスモデルを構築するとともに、取引先などとのネットワークを活用し中小企業を含めた日本企業の先進的な省エネ技術を中国に紹介していく等、住友信託銀行が推進するエコ・トラステューション事業の一環として本件を積極的に推進していく。

 

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投稿者:gotsuat 10:04| 知識