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2009年10月20日

【知識】オラクルとオムロン 電力消費と二酸化炭素排出量削減を支援する新ソリューションを共同開発

企業が地球に優しい取り組みを推進し、環境保護や二酸化炭素排出を削減するための取り組みを模索する中、オラクルオムロンは製造業における直接現場と間接現場の電力消費と二酸化炭素排出量を生産活動に関連付けて記録する新しいソリューションの開発で協力する。

センサーおよび制御機器の有力企業であるオムロンは、製造業を中心に電力消費の可視化により顧客を支援し、環境に配慮した運用を推進する設備、システム、ソリューションを提供している。オムロンのセンサーおよび制御機器を採用する工場は、電力消費情報を製造現場の設備および個別機器レベルで測定することができる。

長年にわたってオラクルのアプリケーションおよび技術の顧客であるオムロンは、新ソリューションの開発において、このソリューションの実証実験の場を提供し、将来的には世界中の工場やオフィスへ拡げることも視野にいれた協力を計画している。

オムロンのセンサーとオラクルのサプライチェーン管理製品「Oracle Manufacturing Operations Center」の連携により、新アプリケーションはオムロンのセンサーとその他の電力計が計測したリアルタイムの電力消費データと、生産現場フロア制御システムおよび機器が計測した生産データを統合する。この製品はさらに、エネルギー管理の取り組みと同様、認定された炭素排出および温室効果ガス報告の情報ソースとして活用することが可能な環境データリポジトリを提供できるよう設計されている。

企業は、この製品を活用することで、以下のことが可能になる。
・運用環境に対する電力消費をユーザーが分析比較し、改善部分の特定を可能にする統合された生産および
環境データリポジトリの活用
・電力消費および二酸化炭素排出量の削減に向けた戦略的プランの策定
・電力消費および二酸化炭素排出量と連動したKPIに加え、総合設備効率など従来の製造KPIを備えた
運用ダッシュボードの活用。これによってユーザーは、生産高における最適レベルをコントロールする上で、
エネルギ−実使用量対想定使用量を調節することができる。
・より正確なエネルギー間接費の配賦による総所有コストの削減を実現
・複数のデータ計測手法へのアクセス。電力計や電力センサーへの接続に加え、顧客はデータをマニュアルで入力
またはExcelのテンプレートやその他のサード・パーティのアプリケーションからデータを入力することができる。
センサーが使用できない場所においても、このソリューションはエネルギー消費量を試算のライブラリや配分・集約
の方式に応じて算出する。

 

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投稿者:gotsuat 10:04| 知識