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2009年10月09日

【物流】企業物流短期動向調査

9月末日、日通総合研究所により企業物流短期動向調査(日通総研短観、速報版)が発表された。今年の10月〜12月の荷動き指数(※「増加」の回答割合−「減少」の回答割合で求められる荷動き感を示すもの)は前期(09年7〜9月)のマイナス56から18ポイント改善されてマイナス38となり、3四半期連続で回復傾向にある。

業種別では、回復した業種は13品類あり、中でも窯業・土石は39ポイント改善で回復幅が最も大きくマイナス34、繊維・衣服などは15ポイント改善してマイナス53、食料品・飲料は12ポイント改善してマイナス11であった。一方、消費財、精密機械の2品類の荷動きは悪化した。
又、一般トラックはマイナス12、特積はマイナス8、倉庫はマイナス7で前期とほぼ同じ状況であった。その他の輸送機関ではマイナス幅が縮まり、鉄道コンテナがマイナス1、内航コンテナはマイナス3、国内航空もマイナス3であった。

前期実績(見込み)では、全業種が2桁台のマイナスを示していたが、荷動きが回復したため、今期の「運賃・料金動向指数」(※「値上がり」の回答割合−「値下がり」の回答割合)は全体的に見れば「横ばい」ないし「強含み横ばい」状態が続いている。

 

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投稿者:gotsuat 10:02| その他