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2009年09月16日

【物流】国交省 関係団体に再発防止の徹底を要請

トラック、タクシーの運転手による交通事故が相次ぐのを重くみた国交省は、輸送の安全に万全を期すよう全日本トラック協会など事業者団体に徹底を要請した。

今年6月以降、トラック・タクシー事業者の運転手が関係した救護義務違反を伴う死傷事故は12件起きており、この中には死亡事故5件、酒気帯び運転2件など重大事故も含まれている。酒気帯び運転については、飲酒運転を隠蔽するため救護義務違反を起こしたことが明らかになっており、これらの事故は運送事業者の社会的信頼を著しく失墜させるとしている。こうした現状を踏まえ今回、全日本トラック協会、全乗連に対し、飲酒運転など悪質な運転の追放による交通事故の再発防止について徹底を図るよう要請した。

全ト協などへの要請では、「事故発生時における被害者等の援護措置の徹底について」と題し、@運転手に対する援護措置についての指導監督の徹底、A運行管理者による事故発生時の運転者に対する適切な指示、B事業者における緊急時の連絡体制の構築、C飲酒運転を未然に防ぐためのアルコールチェッカーの活用などによる確実な点呼の実施についての取組みの徹底を求めている。

 

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投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連