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2009年09月15日

【流通】高い読取り精度の帳票専用QRデコーダーを発売

--- 富士通コンピュータテクノロジーズ 「REVORECTシリーズ QRデコーダ」 ---

富士通コンピュータテクノロジーズは、自動認識関連製品(機器、ソフトウェア、システム)の開発者向けに、イメージソリューションPKGへ組込むWindows版ライブラリ「REVORECT(レボレクト)シリーズ QRデコーダ」を販売開始する。「REVORECT(レボレクト)シリーズ QRデコーダ」は、スキャナ入力した帳票イメージの任意の場所にあるQRコードを読取る、帳票専用QRデコーダで、OCR開発で長年培った画像認識技術を応用して、業界最高クラスの読取り精度を実現した。

帳票を扱う業務では「帳票の管理情報の多様化と仕分けの自動化」への対応が強く望まれており、この解決策として「取り扱いが簡単」「ICタグより低コスト」「1次元コードより格納情報量が多い」などの理由でQRコードへの期待が高まっている。

QRコード付きの大量の帳票を効率よく処理するには、スキャナを利用して一括読取りを行い、帳票イメージ上のQRコードを高速に探し出して高精度に読取ることが必要とされている。しかし、スキャナを使用して帳票上のQRコードを読み取る場合、携帯電話やHHT(ハンドヘルドターミナル)による読取りとは違う以下のような『帳票特有の技術要件』が発生し、これらを解決することが帳票業務の改善を成功させるためのポイントになる。

(1)帳票全体のイメージから全てのQRコードを高速/確実に探し出すこと
(2)プリンタ特有の様々な印刷品質にも耐えられる読取り精度を保つこと
(3)スキャナで読取って画像品質が劣化したQRコードを読取れること

「REVORECT(レボレクト)シリーズQRデコーダ」は、これらの技術要件を解決した「帳票専用」のQRデコードエンジンで、イメージスキャナで読取った帳票イメージ内のQRコードを高速に自動抽出して高精度に読取り、QRコード情報をアプリケーションへ出力する。

また、「REVORECT(レボレクト)シリーズQRデコーダ」を自動認識関連の製品(ハードウェア機器、ソフトウェア、システム)に組込むことにより、エンドユーザー向けに「既存プリンタで運用可能」、「運用コストの削減」、「作業効率の向上」、「帳票レイアウトの自由度アップ」などの提案が図れ、今まで困難だったバーコードからQRコードへの移行、EDI化を視野に入れたペーパーEDIの実現などの業務への適用範囲が新たに拡がる。

富士通コンピュータテクノロジーズでは本製品を自動認識ソリューションの中核素材と位置付けて販売を強化していく。

 

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投稿者:gotsuat 10:03| 流通