<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2009年08月26日

【流通】公共図書館向けの複数システムをSaaS型で提供するサービス発売

--- NECから国内初 公共図書館向けの複数システム ---

NECは、公共図書館の利用活性化や業務効率化を実現する複数のシステムをSaaS型で提供するサービスを国内で初めて商品化し、「GPRIME(ジープライム) 電子図書館サービス」の名称で、販売・サービス提供を開始した。

「GPRIME 電子図書館サービス」は、(1)Wikiの仕組みを用いて、図書館員や住民が郷土に関連する情報や書籍についてWeb上で事典のように作成・蓄積・閲覧できる「わいわいライブラリー」、(2)複数の図書館をまたがって図書館員・ボランティア等がSNS形式でコミュニケーションできる「SNSサービス」、(3)都道府県内の図書館や大学にある蔵書を一度に検索できる「横断検索サービス」、(4)これまでは主に紙書類で行われていた図書館間の相互蔵書貸借業務を支援する「ILL(アイ エル エル)サービス」の4種をメニュー化しており、ニーズに応じて順次メニューを拡充していく。

先行的に、島根県立図書館が「GPRIME 電子図書館サービス」の4種のメニュー全てを導入、大阪府豊中市図書館が「わいわいライブラリー」「SNSサービス」を導入している。

昨今、全国の公共図書館においては、厳しい行財政環境の中で住民の満足度を高める運営を行うために、様々な改革が必要とされている。こうした中、これまで各図書館・各自治体で構築・管理してきたITシステムを"サービス"として利用し、コストを低減しながら最新の技術を用いて業務を効率化したいといったニーズが高まっている。さらに、合理化だけではなく、「地域・住民により密着した図書館」「地域の情報拠点としての図書館」を目指し、従来の垣根を越えた新たなコミュニケーションなどを行い、高度なサービスを創造したいという声も増えている。NECはこうした動向を背景に、「GPRIME 電子図書館サービス」を商品化した。

NECは今後5年間で約30団体(自治体)の図書館へサービスの提供を目指している。

 

■ 物流情報・物流サービスが満載、「株式会社 合通」のホームページ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:03| 流通