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2009年08月04日

【知識】日本HPとマイクロソフト 製薬・ライフサイエンス業界向けソリューション提供で協業

日本ヒューレット・パッカード(以下 日本HP)とマイクロソフトは、製薬・ライフサイエンス業界向けのソリューション提供において協業する。

その第一弾として、マイクロソフトの総合CRM(顧客情報管理)アプリケーションである「Microsoft(R) Dynamics(R) CRM 4.0(以下 Dynamics CRM)」をベースとした「製薬業界向けDynamics CRM 導入支援サービス」を提供開始した。

製薬業界は世界的規模の企業買収・合併(M&A)や合従連衡が進み、グローバル規模の市場獲得を目指した激しい競争が繰り広げられている。国内の製薬市場においても同様の背景から厳しい競争が展開されており、製薬業各社はプロモーションの効率性と質の向上、市場環境変化への迅速な適用を実現するため、情報を最大限に活用した市場戦略の展開が求められている。

このような環境下にある製薬・ライフサイエンス業界向けに提供を開始する「製薬業界向けDynamics CRM 導入支援サービス」は、営業活動をより効率的に行うことをサポートするSFA(セールス・フォース・オートメーション)システムの導入支援サービスで、メールベースの営業日誌更新により外出の多い営業の工数削減や増加する新薬情報や営業活動の成功事例の共有などを実現するSFAソリューションの導入により、情報を活用した効率的なビジネスが展開できるようになる。

このサービスにおいて、日本HPは、20年以上にわたる同業界でのIT構築ノウハウをベースとして、テンプレート化された統合ソリューション「Pharma Sales Suite(R)」をもとにお客様の現行業務の分析、潜在要件の定義から設計、構築、運用までを行い、一方マイクロソフトは、商談のライフサイクル全般を包括的に管理するCRMソリューションDynamics CRM を提供するとともに、日本HPに対し、Dynamics CRMおよび連携する各種サーバー製品を含めた包括的な技術支援を行う。これにより、より少ないコストで、各企業の状況に合わせた柔軟なSFAシステムの構築が可能になる。今後、オンデマンドで利用する月額単位契約での「サービス(SaaS)型」、「ハウジング(運用委託)型」への対応を行い、「Power of Choice」のコンセプトのもと、Dynamics CRMを社内に設置する「自社設置型」を含め、企業の経営戦略やビジネス環境にあわせて最適な利用形態を選択できることを目指す。

両社は、製薬・ライフサイエンス業界向けのソリューションにおいて、このサービスを皮切りに、医薬品開発や営業・マーケティングなど各領域でMicrosoft Office SharePoint(R) ServerやMicrosoft Office製品群の活用促進を図るべく協業を一層進めていく。既に導入されているマイクロソフトプラットフォームに、日本HPが製薬業界で培った業務ノウハウ、IT構築ノウハウを加えることで、高い利便性を備え、柔軟性の高い業務ソリューションを、低コストで提供することができる。

 

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投稿者:gotsuat 10:04| 知識