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2009年07月01日

【物流】国交省 物流施設整備に関するビジョン策定

国交省は19日、「国際競争力強化のための物流施設整備に関するビジョン」をまとめた。

同ビジョンは、物流効率化のためには、十分な機能を有する物流施設が適切に配置されることが不可欠であるとし、物流をとりまく近年の現状等を踏まえ、効率的な物流ネットワークの構築のための方策を検討するために設けられた「国際競争力強化のための物流施設整備に関するビジョン策定検討委員会」の検討結果をまとめたものである。

検討委員会では物流における東京臨海部の重要性を述べ、臨海部の物流施設の現状と課題を整理した。また、臨海部に立地する南部流通業務団地の経年化や一部施設の上空空間の未利用などの課題をまとめ、流通業務団地の維持・発展に向けた施設更新の手法を検討した。

その結果、物流施設整備に関する施策で目指すべき方向性として、具体的に以下の施策を提示している。

【短期施策】
@    経年化した物流施設の更新
A    現在の物流ニーズに対応した施設機能の高度化
B    土地の高度利用による物流施設の機能強化

【短中期施策】
C    施設更新に合わせた物流施設の集約立地

【中長期施策】
D    内陸部と臨海部の機能分担を踏まえた連携強化
E    物流施設と住宅が混在する土地利用の整序化

また必要な物流機能の確保のため、民間・行政の関係者による調整・協議(全体のコーディネート)の場を設置することの必要性も提示している。

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投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連