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2009年06月05日

【物流】海上コンテナ物流の改革プログラムについて

国交省は「コンテナ物流の総合的集中改革プログラム評価委員会」を設置し、5月29日に初会合を開いた。

今回の会合では、官民共同プロジェクトである「コンテナ物流の総合的集中改革プログラム」について取り上げられた。同プロジェクトは、3年間の“目標達成型”モデル事業による効率的かつ低炭素型の物流ビジネスモデルの確立を目的としたもので、09年度より実施されている。

実施内容は以下の通りである。

@コンテナターミナルの24時間オープン実現のためのモデル事業
◆適切なコストで荷主の需要に応じたモデル事業を実施(神戸港など)

A内航フィーダーサービス充実のためのモデル事業
◆内航フィーダー輸送網の強化(神戸港〜中・四国など)
◆パージ輸送網の強化(京浜港〜千葉港、大阪港〜神戸港)

B鉄道による内陸へのコンテナ輸送の充実のためのモデル事業
◆海上コンテナ鉄道輸送ルートの充実(京浜港〜内陸部)

Cインランドポートを活用した空コンテナ輸送効率化のためのモデル事業
◆内陸部におけるコンテナの新しい流通システムの確立

D電子タグを活用した港湾物流情報化推進のためのモデル事業
◆港湾関連手続きの簡素化・統一化
◆出入管理システムの構築

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連