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2009年05月22日

【物流】国交省 「5台割れ事業者」重点監査へ

15日、国交省は、「5台割れ事業者」に対する重点監査を6月1日から実施すると発表した。

トラック運送事業の新規参入に当っては、最低車両台数5台が許可要件とされている。しかし、荷主の輸送貨物の減少などから一時的に保有車両が5台を割り込んだまま営業している事業者が4,000社以上存在している。これらの事業者の多くが、社会保険の未加入や運行管理など法令の不徹底などから、業界の公正な競争を阻害しているとかねてから指摘されてきた。

こうした状況を踏まえ、今年3月に提示された「事業者用自動車総合安全プラン2009」の中に「許可基準未満の事業者に対する集中的監査」が盛り込まれた。これに基づいて、許可基準を割り込んでいる事業者全てを対象に、6月に集中的に重点監査することにした。(ただし、霊柩運送や、一般廃棄物運送などの条件付きで許可した事業者は対象から除く。)

今回は、以下の6点を重点的に監査する。

@、    健康状態の把握状況
A、    指導監督の実施状況
B、    過労防止対策の実施状況
C、    社会保険等の加入状況
D、    乗務員等の記録・管理状況
E、    点呼の実施状況

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:01| 行政関連