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2009年02月27日

【環境】宅配ボックスの利用で再配達削減

富士通総研は、日本通運ヤマト運輸郵便事業など宅配事業者8社と連携し、宅配便の再配達削減に向けた実証実験を行った。

実験方法は、東京都北区と大田区の集合住宅の居住者に参加登録してもらい、宅配ボックスを設置。参加住民が不在の際は宅配ボックスに荷物が届き、配達通知が携帯メールに送られる。受取人はボックスへ行きお客様番号とパスワードを入力し荷物を取り出すというもの。1回ボックスを利用することでエコポイントを3ポイント獲得でき、6ポイントで記念品と交換できる。再配達という無駄な配達を減らすことで、CO2削減を図っている。

同社はエコポイントを活用した同様の実験を2007年度にも実施しており、一般的には約6割の荷物が再配達されているのに対し、9割の人が再配達なしで荷物の受け取りができたという実験結果を出している。

また同実験は国交省、経産省が事務局となっているの「グリーン物流パートナーシップ・ソフト支援事業」にも認定された。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:27| 企業の取り組み 【機関別】