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2009年02月26日

【知識】富士フイルム、内視鏡製品の国内販売子会社を完全子会社化

富士フイルムは、東芝メディカルシステムズとの間で、内視鏡製品の国内販売子会社であるフジノン東芝ESシステムの東芝メディカルの全保有株式(40%)を譲受する。

富士フイルムは、平成20年10月に、成長事業であるメディカル・ライフサイエンス事業の中でも重点分野として位置付けている内視鏡事業を子会社のフジノンより移管し、開発・製造・マーケティング機能を強化している。今回さらに、フジノン東芝ESシステムを富士フイルムの完全子会社にすることで、開発・製造から販売・アフターサービスまで含めた一貫体制を構築する。

完全子会社化にあわせて、4月1日付けでフジノン東芝ESシステムを医療機材国内販売子会社である富士フイルムメディカルに統合する。富士フィルムは、富士フイルムメディカルのもとでメディカル製品の国内販売の一元化を図り、医療用ネットワークシステムに内視鏡製品を加えた幅広いラインアップで、医療機関の診断から治療の領域にわたるトータルソリューションの提供力を強化していく考え。

東芝メディカルとは、今後も内視鏡製品の販売における協力関係を継続していくとともに、診療所を対象とした富士フイルムの医療用デジタルX線画像診断システムと東芝メディカルのX線発生装置などの相互供給もさらに強化していくとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:20| 知識