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2009年02月10日

【流通】ハウス食品、アレルギー物質の検査法を開発

--- 食品中に含まれるアレルギー物質の検査法をライセンスし、実用化へ ---

ハウス食品は、食品衛生法が定めるアレルギー物質のうち「えび」「かに」「キウイフルーツ」「モモ」「リンゴ」の検出技術を新たに開発した。今回開発した「えび」と「かに」の検出技術により、従来の甲殻類の検出技術では不可能だった「えび」と「かに」をそれぞれ区別して検出することが可能になった。

この技術を用いた検査結果を基に食品表示を行うことで、「えび」または「かに」のいずれか一方は食べることができる(食べても症状がでない)消費者は、食の選択の幅を拡げることができるとしている。

また、同社は今後これら技術をライセンスすることにより実用化する。

同社は、1990年台半ばから当時まだ分析法がなかったアレルギー物質について、検出技術の開発研究を進め、2005年から厚生労働科学研究費補助金による「食品中に含まれるアレルギー物質の検査法に関する研究」に参画し、関係機関との共同研究により、同社が担当した甲殻類(えび、かに)と果実(キウイフルーツ、モモ、リンゴ)のPCR検出技術を開発した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:43| 流通