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2002年05月27日

【物流】経済産業省が「国際物流特区」を提言

経済産業省は、主要港湾地域の国際競争力の強化に向けて、港湾地域における産業活性化支援や各種規制の緩和をパッケージ化した「国際物流特区」を設置すべきであるとする報告書を発表した。

この中で現在、北九州市が響灘地区をモデル地区にして進めている「国際物流特区」構想を取り上げ、他の主要港湾地域でも導入すべきだとした。

具体的には港湾機能を強化する観点から

@夜間入港制限など安全規制の緩和
A港湾運送事業に係る参入・価格規制や全国一律の水先料金制度の緩和 

また産業強化の観点から

@建築規制、土地利用規制などの用地規制の緩和
A電気事業に係る規制談話

などで新規立地の促進や生産コストの低減をすべきとした。

また、通関・検疫などの24時間化など行政サービスの向上や港湾手続のシングルウインドウ化に加えて、港湾地域の用地リース化、関税などの減免など各種支援策も必要としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:11| 行政関連