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2002年07月26日

【物流】新鮮なまま果汁輸送できるコンテナ

ロッコーエンジニアリングは果汁や生乳など温度管理が難しい液体を長距離輸送できる冷蔵コンテナを開発した。氷結や濃縮して輸送している果汁などを新鮮なまま工場に届けられるため、新製品開発を目的にした飲料メーカーなどの利用を見込んでいる。

不凍液を還流させながらコンテナタンクを直接冷却する装置をタンクの周囲に溶接して貼り付け、全体を満遍なく冷却する。これにより、従来の冷気を通した配管でタンクを冷却する装置に比べて熱伝達力が約7倍に高まるほか、タンクの内側に霜が付かないため、貯蔵する液体を一定温度(±2度)の状態に保てる。

同コンテナは輸送中の一時冷却もできるため、高品質を維持しながら長距離輸送ができる。果汁のほか引火点が低く管理が難しい化学薬品などの需要も見込んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:36| その他