<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2002年09月02日

【物流】J&Kなど9社、総合情報システム構築

J&Kロジスティクスとタカセなど9社は、国内輸送を合理化するため、年内に配車管理や求貨求車などを総合した情報システムを構築すると発表した。地方港を経由した全国配送網の一元管理体制を整え、事業の本格展開に備える。

Kロジスティクスなどが提唱する「マルチ・ファンクション・ロジスティクス」(MFL)は、釜山港をハブとした物流最適化ソリューションサービス。韓国の大手商社、SKグローバル社と日本の物流企業が連携し、事業化の準備を進めている。

参加する物流企業はタカセ、静内自動車運輸、清和海運濃飛倉庫運輸、三紀運輸、高知通運
福岡運輸と、SKグローバル社と物流コンサルティングのJ&Kロジスティクスが加わった9社。現在事業運営に向け合弁会社の設立準備を進めている。

電子データ交換(EDI)を使った「MFL情報サービス」の開発を行い、事業の効率化を図る。SK社および国内荷主の貨物情報と物流各社の車両情報をWebに集め、最適港の選択、運行ルートの選定などを行う。これにより積載率の高い幹線輸送や各社エリア内の積み合わせ配送の実現などの効果が期待できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:05| IT関連