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2002年09月13日

【物流】松下電器産業、世界規模でSCM

松下電器産業は、資材調達から生産・物流までを情報システムで一括管理するSCM(サプライチェーン・マネジメント)を来年春までに、世界規模で構築する。

国内ではすでに、本社の情報システム部門を中心に工場や販売会社のSCM導入を進めているが、今回新たに欧州、北米、中国、東南アジアに情報システム拠点を設け、資材や製品の流れの監視を行い、地域内の生産・物流情報を一元管理する。国内外のグループの工場や販売会社など、350拠点で導入する。
海外拠点の情報は本社や拠点間でリアルタイムでやりとりできるようにするとしている。

SCMの導入により、国内外の全製造拠点で生産指示から出荷までのリードタイムを短縮する。これまで2〜4週間ごとに見直していた生産計画を1週間単位にし、需要変動に即応できる生産体制を整える。2000年度末に約1兆円に上った商品・材料在庫を2003年度末までに半減を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:18| 荷主企業