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2002年10月07日

【物流】OOCL、内陸CYで海陸一貫物流

香港の船会社OOCLは、内陸コンテナヤード(CY)を活用した海陸一貫物流システムを構築する。今秋から本格稼働させる予定で、輸入コンテナを輸出に転用する際、郊外のコンテナ基地でB/L(船荷証券)を発行、日本で初めて船社が内陸CY〜港のフィーダーサービスに乗り出すことになる。基幹ドレージの合理化によるコストダウンや環境改善が期待できるとしている。

同社は関東、東北圏に空コンテナの返却、供給用のデポを設け、海上コンテナの往復利用を進めている。昨年から、デポにCY機能を追加する「内陸CY構想」に乗り出し、三月に第一種利用運送事業の許可を取得した。これにより、関東および中部運輸局管轄エリア港の発着貨物について海陸一貫体制が整った。

ただし内陸フィーダーサービスは、荷主から要望があった場合に限定される。輸出入の貨物をマッチングできることが条件となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:17| 国際物流