<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2002年10月08日

【物流】ヤマト運輸、回収事業開始

ヤマト運輸は家電の故障品や通信販売のキャンセル品などを消費者から回収する受託サービスを開始すると発表した。これらのサービスは企業対象で、既に一部の大手家電メーカーと契約を結んでおり、既存の宅急便の配送網を利用して新たな収益を狙う考え。初年度は200社以上の利用を見込んでいる。

サービス名称は「宅急便引取サービス」で、全国3000ヵ所の集配拠点を活用し、故障品やキャンセル品のほか、リース期限が切れた事務機器などの集荷も請け負う。ヤマトは受け取った商品を顧客企業の物流センターや修理工場まで運び、必要があれば消費者の自宅まで再配達も行う。

料金などはまだ未定で、今後詰めて行く方針。消費者からの引き取り依頼を受け付けるコールセンター業務なども、要請があれば請け負う。従来、個別案件ごとに家電メーカーが物流企業に集荷を依頼するケースはあったが、長期契約に基づく受託サービスは今回が初めてのケースとなる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:16| 物流事業者