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2002年10月10日

【物流】特積事業者など8社で新ネットワーク発足

10日、3PL(サードパーティー・ロジスティクス)企業のワールド・ロジが中心となり、全国の特別積み合わせ事業者など8社をメンバーとした新しいネットワークが発足する。名称は「共通プラットフォーム協議会」(仮称)で、同日、東京で設立総会が開かれる。

参加メンバーは松岡満運輸仙台運送東武運輸鈴与信州名鉄運輸、福井貨物自動車のほか、中部および九州地区の特積み大手2社の合計8社に、オブザーバーとして、全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会が参加。それぞれが強い地域でサービスを提供していく。

「共通プラットフォーム協議会」の機能は(1)保管(2)流通加工(3)配送(4)拠点提供、などで、ITを駆使し、共通化によるスケールメリットで、ローコストで高品質なサービスを提供していく方針。金融面でのメリットも追求していく。

ワールド・ロジはノンアセット型の3PL企業。自社の顧客サービス向上とロジスティクスの効率化を目的として、新しい全国ネットワーク作りを進めていた。10日の設立総会では、規約や一元サービスのためのタリフ、品質などが決定される。

当面の扱い目標個数は年間五百万個。事務局はワールド・ロジ東京支社に設置。メンバーについてはさらに増やす方針で、小売りやメーカーなど異業種も募る。今後、全く新しいネットワーク作りを行っていくとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:02| 物流事業者