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2002年10月09日

【流通】ノウハウ共有で消費スピードが加速!?

――千趣会、データ・マイニングのノウハウを外販――


 

ま: さぁ! 今回はどの馬にしよかなぁ・・・

あ: 馬!? 何の事?

ま: 競馬ですよ! 競馬!!
   いよいよシーズン到来です!!

あ: 競馬するんだ 「ま:」さんって

ま: いえ、 今年からデビューです

あ: 何だそりゃ!

ま: でも今までいろんな仕事をしてきた中で
   情報収集、分析のノウハウは持っているつもりです!
   ちゃんと下調べして・・・ 勝ちますよ!!

あ: 私欲が入るとなかなか難しいんだよ・・・ 
   単なるデータ分析とは少し違うから

ま: そんな事ありません!
   僕、自信あるんです!
   競馬に関する情報誌、新聞もかなり読んでますから!

あ: その膨大な情報のなかから
   自分なりの答えを見つける事が大切なんだよ!
   決して他人の評判を鵜呑みにしないこと!

ま: それがねぇ。。。
   専門家の人のコメントって・・・
   なんとなく信じてしまうんですよね
   結局集めた情報がいくら多くても
   そこからなかなか答えって見つけることが難しい・・・

あ: そうそう!
   やまりマイニングの時代だね・・・

『千趣会、データ・マイニングのノウハウを外販』

千趣会は、通信販売で培ってきた顧客情報を対象にしたデータ・マイニングのノウハウを外販するサービスを開始した。情報システム部門が持つデータ分析力などを生かして新事業の可能性を探る。サービスの対象は、ワン・トゥー・ワンマーケティングの強化を狙う企業。まず、企業が保有する顧客情報を匿名性を保持して預かり、必要に応じて名寄せしたり、欠損データを整理する。そのうえで千趣会が用意した分析パターンを使ってデータ・マイニングを実施し、品ぞろえや販促方法の見直しといった改善策を提案する。

ま: データ・マイニング・・・
   鉱脈探しですね!
   データの中にきっとお宝が眠っている!

あ: お宝って言っても「ま:」さんが考えているような
   金銀財宝があるわけじゃないよ!
   企業にとって重要な「ヒント」が隠れている・・・

ま: わかってますよ! バカにしないで下さい!!!

   どんな企業でも必ず独自のノウハウってありますよね
   企業が生き残る為に必要ですから!
   しかも実際の経験上で培ってきたノウハウです!

あ: そのノウハウの活かし方って
   ナレッジマネジメントや情報共有化のツール導入など
   意識が高まっているでしょ

   このノウハウを「収益源」として活用しようとする動きなんだね

ま: って事は。。。
   どんな会社でもこうした自社のノウハウを活かした
   コンサルティングができるって事?

あ: コンサルティングができるかはわからないけど・・・
   先進的・好調な企業のノウハウを
   是非自社にも活かしたい!って思うのは当たり前の事!
   「ま:」さんが芸能人を見て
   自分も髪型をこんなふうにしてみよう!って思うのと同じ事!

ま: 。。。。。。。。。。。

あ: 今はどこの企業でも
   ITの導入が進んでいて
   業務上にいおける効率化が進んでいる
   これからはこうしたIT化によって
   蓄積されていく膨大なデータの活用方法というのが
   企業の重要なノウハウとしての位置づけになってくる!

ま: 今までもそうじゃなかったですか?
   今さらって感じです・・・

あ: それは今までのやり方であって
   特に人に依存する部分が大きかったのが
   数値化されたデータとして
   明確に企業の財産となってくるはず・・・
   でも蓄積されたデータだけで!
   
ま: そこでデータ・マイニングが重要なんですね

あ: 同じ実績を見たとしても
   そこから出せる答えって企業・人によって違いがあるでしょ

ま: そうです!
   靴屋さんが裸足の国へ行って
   「チャンス」と取るか「希望なし」と取るか?
   その違いですね
   
   でも企業にとって非常に重要なノウハウを
   他社に供給するって・・・大変な事ですよね!
   もちろん競合相手にはいくら有償でも
   提供はしにくいでしょうけど・・・

あ: 同じ業界内で情報・ノウハウの共有化が
   進んでくるのと・・・
   売れる商品が一気に売れて・・・
   情報・ノウハウの普及速度によって
   更に消費のサイクルスピードも早まっているんじゃないのかな

ま: つまり売れるモノがより売れる時代・・・?

あ: 企業のノウハウ共有によって
   益々消費スピードが加速するかもね・・・

 

 

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投稿者:gotsuat 15:07| 流通