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2002年10月18日

【物流】JR貨物の9月実績は0.7%減

JR貨物はこのほど9月の輸送実績をまとめた。

これによると、輸送量は全体で0.7%減の318万8000トンだった。14ヶ月連続のマイナスだが、減少幅は3ヶ月連続で縮小した。イラク情勢の緊張で原油価格が上昇傾向にあり、石油が前倒し調達による仮需で昨年7月以来のプラスになった。

コンテナ貨物は横ばいの177万2000トン。輸出が増えている紙パルプや、残暑で飲料水の出荷が好調だった食料工業品などが増加。産業廃棄物などの環境関連物資も地方の工場でのリサイクル処理の広がりで増えた。化学工業品や酒・ビールなどは減少した。

車扱い貨物は1.6%減の136万6000トン。石油や石灰石は増えたが、セメントや車両など他の品目は需要低迷を映して軒並み減少した。

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投稿者:gotsuat 14:07| 物流事業者