<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2002年10月23日

【物流】中越通運、阪急子会社の庫内作業を受託

中越通運は、阪急百貨店が設立したカタログショッピングの個別宅配を展開する子会社の庫内作業業務を受託、今月七日から本稼働した。会員数は半数を超え、中越通運では、近く、当面の目標である二千会員に達する、としている。

阪急百貨店は、今年五月、個別宅配業務開始へ向け、阪急キッチンエールを設立した。これに先立って、昨年十二月に、庫内業務を委託する業者選定にあたりコンペを開催。深夜零時までの発注を翌日午後五時までに届けるスピード配達が条件の一つとなっていることから、福岡県での宅配事業の実績などを買われた中越通運が業務を請け負うことになった。

中越通運では、運営母体として、阪急と共同で阪急ALC(アドバンテージ・ロジスティクス・センター)を開設。また、情報管理システムなどに約二億五千万円を投資した。九月二日から試験稼働し同月下旬の段階で、千会員を超え一日当たり二百〜三百個を取り扱っているという。扱う商品は、食品や雑貨など約三千アイテム。現在は、阪急ALCがフロアを借り受ける阪急百貨店江坂商品センターを中心に大阪市の一部など、半径十キロ圏内の会員を対象に展開している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:05| 物流事業者