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2003年02月17日

【物流】国交省、電子ナンバープレートの実証実験開始

国土交通省は、2月12日〜3月21日にかけて、スマートプレート(電子ナンバープレート)の実証実験を実施する。

今回の実験では、試作したスマートプレートを実際に自動車に取り付け、屋外を走行する時の耐久性や、地下駐車場での電波の伝わり方などのデータを収集することで、低公害車や業務用車両などを駐車場入口で識別して表示装置に示す。

それ以外にも、今後スマートプレートの実用化が進むと、

◇車検証データの自動読み取り
◇物流・旅客流の最適化
◇運行の支援
◇公共交通機関の支援
◇民間サービスへの応用

などの効果が期待できる。

【スマートプレート】

スマートプレートはナンバー情報と自動車登録ファイルに記載されている車両諸元情報をICチップに記録し、ナンバープレートに装着することにより、個別情報を識別するもの。主な特長として、

・車両識別を電子化・標準化
ナンバーをはじめとする個車情報を電子化・標準化する。

・全ての車両に設置が可能
現行のナンバープレートにICチップを取り付けることで、
すべての車両に設置することができる。

・セキュリティーの確保
盗聴やデータ改ざんを防ぐための暗号や認証などセキュリテ
ィ面の技術開発も進めている。

・低価格化
新しい社会共通インフラとして低価格化の検討も進めている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:55| 行政関連