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2003年02月19日

【物流】トレーサビリティー向上のため、共通ルール作り

経済産業省は、商品を使用原料まで遡って、その履歴を追跡するトレーサビリティーを向上させるための研究会を発足した。

トレーサビリティーの促進を妨げる要因として、企業や業界ごとで独自のシステム化が進行していることで、バーコードやICタグと、それを読み取るためのシステムの規格が多岐にわたってしまっていることが挙げられる。

同研究会では、これらの規格における共通ルールを設けるため、官民一体で取組み、早ければ来月初旬にも中間報告をまとめたいとしている。

トレーサビリティーの推進により、商品の安全管理や流通経路の追跡、物流プロセス管理などを効率的に行え、更には、流通全体をカバーするSCM(サプライチェーン・マネジメント)を導入するための情報共有の基盤構築を実現することができると考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:03| IT関連