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2003年04月28日

【物流】次世代空港システム技術研究組合設立 −手ぶらで海外旅行の実現−

新東京国際空港公団(NAA)は18日、7月にも「次世代空港システム技術研究組合」を設立、RFID(無線タグ)技術などによる、手ぶらでの海外旅行の実現と、セキュリティの強化を図ると発表した。

NAAは、国土交通省が描いている「e-エアポート」構想において推進している、「e-タグ」による新たなサービスの提供に着手する。
実証実験では、RFID技術を活用して、旅行者が自宅で宅配業者に手荷物を預けると、渡航先の空港のターンテーブルで手荷物を受け取れるシステムの検証をおこなう。

研究組合には、NAAの他、航空会社・宅配会社・IT企業など16社が発起人として参加し、5月中旬に組合員を募集し、7月に組合を設立、12月から、成田空港第2ターミナルで、サンフランシスコ・香港・ホノルルなど海外6空港とネットワークを組み半年間にわたるテスト運用を実施する。

発起人には、航空会社:JAL・JALエイビーシー・ANA、宅配会社:佐川急便福山通運、IT系企業:松下電器・富士通NTTデータなどが参加している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:23| 行政関連