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2003年05月16日

【物流】日本・ASEAN 交通プロジェクト案を協議

今月7日、日本とASEAN各国との交通分野の連携強化策を協議する「日・ASEAN 交通政策ワークショップ」が東京の三田共用会議所で開かれた。ワークショップでは、各国から提案されたプロジェクト案について21項目にわたり審議された。

(21項目の主な内容)

・物流ネットワーク改善計画
・高速海上輸送網
・トラックサービス標準化
・海事セキュリティ
・港湾セキュリティ
・次世代航空保安システム
・鉄道再生事業
・安全で環境にやさしい自動車プロジェクト      など

21項目の中から、今年9月にミャンマーで開催される「日・ASEAN 交通大臣会合」で実施するプロジェクトを採択する。この中で日本は「物流ネットワーク改善計画プロジェクト」を提案した。内容としては、日本の現地企業などを対象にASEAN諸国における国際物流のボトルネックを調査した上で改善計画を策定しようというもの。

今回のワークショップは、昨年1月に小泉首相がASEAN歴訪の際に提唱した、「日・ASEAN包括的経済連携構想」を具体化する為、国土交通省が中心になって行っており、交通分野での連携強化に向けプロジェクトの具体化について協議したもの。

会合には、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、日本が出席した。

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投稿者:gotsuat 14:18| 国際物流