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2003年06月18日

【物流】長距離割引5−30%上乗せ ETC割引拡大

国土交通省は、周辺の一般道路の渋滞解消や排ガス、騒音問題などの環境改善を目的に
実験的な高速道路料金割引を特定区間において7月19日から6カ月間実施することを決めた。高速道路料金を値下げすることによって、一般道路から高速道路への車輌を誘導し一般道路の排ガス、騒音や安全性の向上につなげ、今回の実験データをもとに高速道路の料金の見直しを検討する。

300キロを超える利用距離帯で、ノンストップ料金収受システム(ETC)利用車を対象に、
現行の長距離割引30%(一律)に5−30%の割引率を距離に応じてさらに上乗せする。
新しい割引率は利用距離帯が300キロ超400キロまでが35%、400キロ超600キロが40%、600キロ超900キロが50%、900キロ超60%と段階的に高くなる。

例えば、約1400キロの鹿児島−東京では、大型トラックで3万4150円と現行割引料金
よりも1万円程度安くなる計算。

これまでもETC利用者に対して様々な割引を行ってきたが、今回のように全国規模での
割引を導入するのは初めてであり、ETC普及の追い風になるものとみている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:01| 行政関連