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2003年07月22日

【物流】ヤマト運輸、引越し事業など3部門を子会社へ

ヤマト運輸は10月1日付けで、引越し事業と車両整備部門及び情報通信事業をヤマト運輸本体から分割し、100%子会社各社にそれぞれ継承させると発表した。

昨年の4月にスタートしたグループの全体の中期経営計画の一環であり、事業ごとの分社化を図り、意思決定の迅速化や適正な経営判断が下せる体制を構築する。

引越し事業においては、すでに東北・北信越・中国の3支社の引越し事業をヤマトホームサービスに引き継いでおり、今後東京・関東・中部・関西・九州の5支社を地域ごとに引き継ぐとともに、生活者向けのサービスを強化し、様々な不便や不満を解消する「ホームコンビニエンス事業」を展開していく。

また、整備部門は24時間、365日営業の展開を計画するヤマト商事に移管する。コンビニエンスストアなどに設置している「クロネコFAX」を展開している情報通信事業は、ヤマトシステム開発(YSD)に移管する。企業向けの情報通信事業を行っているYSDに消費者向けの通信事業を併せることで新しい分野への進出を図るのを狙いとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:50| 物流事業者