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2003年07月16日

【物流】02年度航空輸送統計速報 −国内貨物の需要は低調−

国土交通省が10日に2002年度航空輸送統計を発表した。
国内貨物は01年度に引き続き、景気低迷やセキュリティ強化の影響を受けて需要は低調となった。輸送量は前年度比0.5%減の83万1813トン、トンキロベースでは0.4%増の8億2089万トンキロとなった。

幹線・ローカル線別では、

  トン数 トンキロベース
幹線 49万9838トン
(前年度比2.0%減)
5億2710万トンキロ
(0.4%減)
ローカル線 33万1975トン
(1.9%増)
2億9378万トンキロ
(1.9%増)

ルート別の輸送重量をみると、

順位 ルート 前年度比
1位 羽田−千歳 1%減

   
4位 羽田−大阪 11.1%減
5位 福岡−那覇 2.1%減

   
10位 名古屋−千歳 14.8%減

一方、国際貨物はアジア、アメリカ方面の輸送が活発となった。トン数で前年度比17.7%増の121万5470トン、トンキロベースで14.1%増の71億5822万トンキロとなった。

≪方面別輸送重量≫

方面 トン数 前年度比
アジア方面 65万5743トン 21.3%増
北米方面 32万9360トン 15.4%増
ヨーロッパ方面 16万3008トン 10.3%増
太平洋方面 4万2334トン 38.9%増
オセアニア方面 2万673トン 13.4%減
南米方面 3453トン 12.7%減

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:52| 行政関連