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2003年07月25日

【物流】通関業務評価「便利」前年度より低下

通関事業者(航空、海上)1,900件、輸出入事業者200件を対象として昨年12月に実施した輸出入通関手続きに関する利用者アンケート結果を財務省がまとめたものによると、「大変便利」「便利」と評価する通関事業者は32.2%で前年度の37.6%より低下し、輸出入事業者も18.6%と厳しい評価となった。

通関事業者の評価で、海上の利便性評価が昨年より低下している。そこには、航空より海上の方が税関の24時間化対応への要望が強く、現在実施されている「24時間(執務時間外体制)のトライアルを内外に周知すべき」や「税関だけでなく周辺環境も整備してほしい」という意見が出された。

さらに、手続き業務への評価も41.7%と半数を下回り、税関職員の意識改革や対応の均質化が課題とされた。

通関事業者、輸入事業者双方から以下の要望が挙げられた。

@各官署における見解、通関の難易度の統一
A部門間応援体制や電話、ファックス、インターネットの活用によるスピードアップ
Bペーパレス化
C同一輸入事業者および貨物に対する検査、審査の簡略化
D職員のレベルアップ

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投稿者:gotsuat 12:48| 行政関連