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2003年07月31日

【物流】港湾物流情報プラットホームの理想系実現へ −国土交通省-

国土交通省は、港湾物流情報プラットホーム構築に向けた今後の取り組みについて、
今月28日に港湾物流情報化懇談会において議論を展開した。

<昨年度>
国際海上コンテナ輸送にかかわる全ての主体が共有すべき情報を電子的にやり取り出来るプラットホームの在り方を検討し、『全員参加・高効率・高い信頼性』に基づく情報インフラ整備による、物流の効率化を目指すことを確認。

<今年度>
大口コンテナ貨物(FCL)を対象に、港湾物流業務のモデルを検証。プラットホームを2005年度迄に完成させ、『理想的な港湾物流の姿』を、2006〜2007年度をめどに実現させる。

<今後の予定>
8月以降に、業務分析作業チームを中心に物流関係の現状調査開始し、五大港湾、五業種(船社、ターミナルオペレーター、荷主、海貨事業者、トラック事業者)の50〜100社を対象にヒアリングを実施。
今年度は主流のFCL、来年度は小口コンテナ貨物(LCL)について、輸出開始から輸入完了までの一連の流れを把握し、理想的な業務プロセスを構築。
情報プラットホームの仕様やメッセージの策定と共に、利用者ガイドラインを作成し、2005年度からのサービス開始を予定。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:29| 行政関連