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2003年08月21日

【物流】電子タグで生鮮食品流通コスト削減へ −農林水産省−

農林水産省は、超小型の電子タグを生鮮食品などに取り付け、物流合理化を図る実験に乗り出す方針を15日に固めた。

国産農産物の高コスト要因である流通経費の削減、食品の鮮度など品質向上を図るのが狙いである。

生産者が出荷段階で、商品名や産地などの出荷情報を書き込んだ電子タグを取り付け、
卸や小売りの段階で自動検品出来る仕組みを構築する。

電子タグを利用することで、集荷や仕分けの効率化により流通コストの削減が期待できる一方、電子タグは一個百円程度と割高で、また規格統一の進まないまま普及すると、互換性などの問題が生じる恐れがある。

そこで農林水産省総合食料局流通課は「早い段階で規格を統一することが重要」と判断し、
来年度に数千万規模の予算を要求し、2年間の実験を通じて電子タグの回収・再利用体制の整備を含めた標準モデルの開発、早期実用化を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:42| 行政関連