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2003年08月22日

【流通】対人関係のデジタル化

――バイ・エア、「エアカード」サービスを大幅リニューアル――

 

 
 
『バイ・エア、「エアカード」サービスを大幅リニューアル』

バイ・エアは、
携帯電話を利用して写真付きカードを交換できる「
エアカード」サービスについて、
大幅なリニューアルを実施した。
エアカードは、携帯電話を利用したカード交換サービス。
部署の変更や異動があった際、手元のデータを更新するだけで、
渡した相手のデータも自動的に変更できるのが最大の特徴。
同サービスではこれまで、
入会登録後でないと会員のカードを見ることができなかったが、
今回のリニューアルにより、
送られた相手はまず送った会員のカードを閲覧してから登録する事が可能となり、
会員登録の方法も簡便化。更にURLリンクの追加、PCへの送信など、
全体的な利便性向上が図られたという。


あ: 昨日の交流会凄かったね

ま: はい、異業種の方と出会えるいいきっかけとなりました

あ: 「ま:」さん なんだか親しそうに話していた人がいたようだけど・・・

ま: えぇ 今担当している事業について
   お互い協力しあえないか?って。。。話が盛り上がりまして
   今度、お会いすることになりました

あ: こういう出会いって大事なんだよね
   いきなり仕事上のシチュエーションで出会うよりも
   なんだか人と人が分かり合えた感じがして。。。

ま: それでも 昨日だけで十数人の方と挨拶をさせて頂きました
   名刺の管理も大変になってきたなぁ

あ: その名刺交換も 携帯電話で可能になる仕組みが登場してるんだって

ま: 携帯電話で!?
   なんだか便利そうですよ
   異動や役職が変わった時など
   その都度新しい名刺を渡す手間が省けます

あ: 顧客、担当者の管理には便利そう   
   自動的に最新の情報に更新されるんだから。。。
   名刺の扱いについては
   入社当時よく教わったよね。。。
   人格そのものだから 大切に扱いなさい!ってね

ま: そうそう
   胸の位置よりも高い位置で扱わないと 相手に失礼だ!って。。。
   入社当時は
   学生時代の友人と再会したときに 
   名刺交換をするのが楽しみだったときもありました。。。

あ: 入社初年にいきなり外回りで
   「名刺○○枚 頂けるまで帰ってくるな!」
   なんていきなり課題を与えられる企業もあるようだ

ま: 厳しいけど
   名刺を頂くことの感謝の念っていうか
   ありがたみがわかりますよね!

あ: 社会人として 年数を経ていくと
   名刺の管理も大変になってくる
   数自体も増えてくるけど
   相手の役職が変わったり所属部署名が変わったり
   転勤などで、新しい情報に更新し直す必要がある

ま: 確か名刺をスキャニングする機器もありますよ
   データ管理を可能にする・・・
   暑中見舞い、年賀はがきの作成には役立ちます!
   でも、これだと結局更新作業は自力で行わないといけません

あ: 所有する名刺から、、、
   その人を中心とした人間関係のネットワークそのもの
   相関図なんかできちゃう

ま: どの企業の誰と?おつきあいがあるか?とか
   頭の中では把握出来ていますけど
   実際に自分を中心とした相関図を書いてみると・・・
   意外なつながりが発見されるかもしれません

あ: 電子化されることによって
   一度挨拶をした相手に対しては
   記録上は残っていくからね

ま: リアルの「名刺」だと。。。
   気付かないうちに紛失してしまったり。。。?

あ: 携帯電話を利用して
   人と人の「出会い」の瞬間、挨拶が完結する事は
   まだ考えにくいかもしれないけど。。。
   でも
データ化されていけば。。。
   非常に便利なツールになること間違いなし!


   第三者がその人とリンケージしている人間関係
   いわゆる 人脈 も把握できるようになるかもしれないね・・・
   この人はこういう人達と交友関係があるのか・・・とかね!
   プライバシーの問題も有ると思うけど
   人間関係図の幅、関係度合いまで管理できそうだ・・・・
   「紹介」する時も簡単!
   紹介したい人のプロフィールを紹介する人へ転送。。。 
   翌日にでも本人から電話を入れてもらえれば「聞いてるよ!」
   ってな感じで、、、人と人の和ができあがっていく。。。

ま: これは仕事以外の人間関係にも
   利用される可能性がありますね
   従来の名刺文化にとってかわる可能性もありそうですよ

あ: 将来的にはね。。。
   やはり
名刺というのは一つの文化にもなってる
   上役になると デザインが異なったり。。。
   企業を象徴するデザインとしての価値
   紙の質、、、 存在感。。。
   挨拶時の名刺交換は一種の文化
   ただこうした既存のスタンダードを
   
新しい技術を活用したニュー・スタンダードとして
   どのように普及させていくことが出来るのか?

   技術自体の価値よりも、定着させていく過程に
   膨大なノウハウが必要とされてくる・・・
   その為にも 今後付加していくサービスによって
   利用者が益々便利に、そして従来の名刺交換という儀礼の
   本質を理解することが重要なのかもしれない。。。

ま: つまり、、、 既存の「名刺」が果たす機能
   そして価値感ですね

あ: 名刺を交換するシチュエーションも
   企業人として行う事だけじゃなく
   個人対個人の自己紹介ツールとして考えを広げてみると
   可能性はより大きくなっていく
   デジタル化されたデータの交換によって
   アドレス帳も電子化されてくるわけだから。。。
   個人個人の対人関係をデータベース化するサービスだとか。。。
   郵便、贈り物、記念日の贈答などのサービスとリンケージさせるとか。。。

ま: 誕生日は毎年変わりませんから
   贈り物をする2週間前ぐらいに   
   自動的にアナウンスしてくれれば助かりますね
   昨年までプレゼントした商品リストもリンケージして。。。

あ: 人と人のつながりがあるところには
   消費機会が存在する!

   その機会の創出にも個人の対人関係データが活かされそうだ!
   名刺、アドレス帳の電子化により
   消費機会の創出サービスの可能性が膨らむ。。。

ま: 名刺をはじめとした個人アドレス帳の電子化には
   新しい消費機会が潜んでいるんですね!

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投稿者:gotsuat 12:10| 流通