<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2003年09月03日

【物流】スピードリミッターの評価検討会が9月の発足 −国土交通省−

国土交通省は、9月から実施する大型トラックへのスピードリミッター義務づけについて、政策評価を行うための「スピードリミッターの効果・影響評価検討会」を設置し、9月20日前後にも初会合を開くことを発表した。その中で、3年間にわたって「事故防止や被害軽減の効果」「モーダルシフトなど物流体系に与える影響」などスピードリミッターの義務づけによる影響調査・評価を行っていくと説明した。

9月実施の条件として検討会の設置による政策評価の実施を、「真の交通安全対策と経済を考える懇談会」が7月にまとめた「対応策」で指摘していた。


■「スピードリミッターの効果・影響評価検討会」で行う評価内容

@事故防止・被害軽減効果
ACO2排出量削減効果
B渋滞発生頻度の増減や大型トラックの高速道路利用率の変化など交通に与える影響
C大型トラック台数の変化やモーダルシフトなど物流体系に与える影響
D大型トラック運転者の労働条件に与える影響

今年から毎年、同時期にデータを取得し、適宜公表するとともに、2006年度末までに結論を出す。


※「スピードリミッターの効果・影響評価検討会」

杉山武彦一橋大学教授など学識経験者、交通事故分析センター、日本道路公団、自動車研究所、全ト協、JAF、自工会、経団連、全農、大日本水産会、交運労協などの団体、ドライバーなどユーザー代表、警察庁、農林水産、経済産業、国土交通各省など20数名で構成。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:52| 行政関連