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2003年09月19日

【物流】米国の物流施設不動産、日本市場に相次ぎ参入

米国から、物流施設専門の不動産開発企業が、相次ぎ日本市場に参入している。
その中で、先発にあたるプロロジスが好調な動きを示している。

同社は、ディベロッパーとしてのノウハウを活かし、容積率の限界まで建設することで低価格での倉庫提供を実現しているという。
また、キャッシュフローの改善という点からも、物件を所有するのではなく、利用する時代であるとし営業倉庫や賃貸倉庫各社とパートナー的な関係を築きたいとしている。

最近の動きとしては、

◇プロロジス・パーク成田・・・今年9月開設
◇プロロジス・パーク東京・・・今年12月竣工
◇プロロジス・パーク大阪・・・来年10月開設

順調に入居企業が集まってきているという。
この他、特定企業専用センター(ディベロップメント事業)も進めている。この様な、プロロジスの成功を背景に、米国の同業他社大手も日本における大型物流センターの建設に注力している。
来年3月には、東京都江東区にジョーンズラングラサールグループが倉庫を開設する他、成田空港近郊にAMBブラックパインが物流センターを開設する予定がある。
このような米国企業の参入により、物流施設の大型化にも拍車がかかるかも知れない。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:04| その他