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2003年09月29日

【物流】丸紅など3社、無線タグで食品物流効率化へ向けて実証実験開始

マルエツ・丸紅・NTTデータはRFID(無線タグ)を利用して、生産者から消費者への食品流通の発展を目指し、実証実験を開始した。
実験期間は、11月23日までで、食品メーカー17社・食品卸業者7社の参加のもと、無線タグをつけた加工品や生鮮食品など約90アイテムを実験対象となる店舗に陳列する。
実験の目的としては、メーカーや生産者などから出荷された食品が、卸業者を経由し店舗へ、そして消費者の手元に届くまでのライフサイクル管理における無線タグの優位性、実用化に向けた課題を検証する。

実験期間中の第一段階では、関東地区の物流センターでケース・パレットなどを含む商品に無線タグをつけ入出荷管理及び在庫管理への活用状況を検証する。
第二段階では、生産者及びメーカーから店舗への一気通貫性や店舗における実務、消費者の反応などを調査する。

物流過程における検品作業などの効率化、流通過程における取得情報の充実・リアルタイム化により需要予測や生産計画・輸配送計画などの精度を高める。



※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:01| IT関連