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2003年12月08日

【物流】電子タグ実証実験事業を本格的にスタート

経済産業省は、家電製品協会に委託をしている電子タグの実証実験について、無線免許(UHF帯の実験用)を取得し、本格的にスタートさせたと発表した。

UHF帯の周波数は、携帯電話等に割り当てられているため、これまでは電子タグへの利用は認められておらず今回が、日本で初めてのケースとなる。UHF帯の電子タグは、経済産業省が電子タグの国際標準化を目指して検討している。(履歴管理(トレーサビリティ)やSCMなど企業間取引に用いる)

経済産業省は、アパレル・食品流通・書籍・家電の4業界で電子タグ関連の実証実験を予定しているが、今回の家電製品協会による実証実験がその第1弾となり、詳細な技術的データ・免許の取得後、小売店や倉庫などでの実際の商品の追跡管理実験を行なう。また、他の3業界でも、免許を所得すればUHF帯の電子タグを使用した実証実験を進めていく。来年度以降はさらに、対象業種を拡大していく予定。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:04| 行政関連