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2004年03月03日

【物流】日本郵政公社、郵便事業の改革促進

日本郵政公社は、デフレ不況下で1兆円超の利益を稼ぐ原動力となった徹底的な経費削減策「カイゼン」と呼ばれるトヨタ自動車の経営手法(メモ)を応用したJPS(ジャパン・ポスト・システム)を4月より全国に導入する。
“郵便事業のムダやムラをなくして効率化すること”を目的とし全国約1,300ヶ所の郵便局の内1,000ヶ所でJPSを導入し,業務の効率化を図る。

昨年1月より、越谷郵便局・世田谷郵便局などでJPSの試験運用した結果、1月までに生産性を平均9%向上させている。
また、運送委託費では、運賃引き下げや競争入札の導入により、今年の約4倍(255億円)のコストダウンを見込んでいる。
前年度の運送委託費は1,111億円で、うちトラック運賃762億円。
今年度はトラックの長距離55路線で入札を実施するなど既に60億円を削減している。


◎運送委託費255億円削減目標の内訳

■トラック・・・205億円
■航空・・・   28億円
■軽自動車・・・ 21億円
■鉄道・・・   1億円

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:34| 物流事業者