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2004年03月23日

【物流】経産省が電子タグに関するプライバシー保護指針を公表

今月16日、経済産業省が物流管理などに使われる「電子タグに関するプライバシー保護ガイドライン」を策定した。電子タグを取り付けた時のメリットとして、商品の低価格化や、商品のトレーサビリティー(追跡管理)、在庫管理の効率化、SCM(サプライチェーン・マネジメント)に役立つなどがある。だが、その問題点も指摘されている。
問題点の一つとして、電子タグによって、消費者の受け取った商品の情報が第三者に読み取られる恐れがあるということがある。そのため、「商品トレーサビリティーの向上に関する研究会」(座長=浅野正一郎国立情報学研究所教授)がガイドラインを制定した。主な内容としては、

1. 商品もしくは包装上に電子タグが装着されている事実の表示
2. 装着箇所、記録されていた情報内容の表示
3. 電子タグの読み取りに関する最終選択権は消費者にある

などがある。また、このガイドラインは現段階のものであり、今後追加、変更が行われることもある。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:14| 行政関連