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2004年03月22日

【知識】阪急交通社、ITシステムを全面刷新―旅行商品を一括処理へ

阪急交通社は旅行部門におけるITシステムを全面的に刷新する。
旅行商品の企画から予約、精算までを一括処理可能な「HBOS」システムを05年度から本格稼働。約16億円を投じて現在の4つあるシステムを統合、コールセンターの集約や精算の自動化などにより年間2割のオペレーションコストを削減。従来は汎用系のオンラインシステムやIT精算システム、新聞広告など利用したメディア販売用システム、そして個人旅行用の販売システムの主要4系列を運用しているが、それぞれの連携が上手くいっておらず、決済業務も出来ないなどITシステムの効率化が課題となっていた。
業務、サービス毎にバラバラとなっていたITシステムの統合により、業務の効率化の他、部門を越えた業務改革を行うために必要となる、様々な情報共有が進むことが、ロジスティクス的な取り組みと言えそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:04| 知識